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zoom RSS IPDLトップページリニューアル

<<   作成日時 : 2007/02/04 19:33   >>

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 1月29日に特許電子図書館(IPDL)のトップページがリニューアルされ、これまでと印象が違う「顔」になりました。でも変わったのはトップページだけでサイト全体の構成は変わっていないようです。

 このブログでは、一昨年にIPDLの使い方を説明しましたが、その後結構大きな変更が行われています。その改良点についてはほとんど触れずにきましたので、この機会によく使うところについて説明をしておきたいと思います。念のためサイトのURLはつぎの通りです。

http://www.ipdl.ncipi.go.jp/homepg.ipdl

(1)公報のダウンロード
 IPDLでは公報のPDFファイルは1ページ1ファイルです。このため従来はダウンロードや印刷は1ページずつしなければなりませんでした。この不便さが昨年解消されました。特許・実用新案検索のなかの特許・実用新案DBで今まで通り番号のわかっている特許を検索し、公報を表示させると、画面の一番下に「文献単位PDF表示」というボタンが表示されるようになりました。これを使って一つの特許公報を一つのPDFファイルとして表示させることができるようになりました。公報がテキスト化されている平成5年以降に出されたものである場合には、このボタンは前のページのレイアウトボタンの隣にもあり、どちらからでも使うことができます。
     「文献単位PDF表示」ボタンを押す
と認証画面というのが出てきます。真ん中にグレイの下地の上に4桁の大きさの不揃いな数字が表示され、それを認証番号として入力するように求められます。指示の通り
     認証番号を入力して送信ボタンを押す
と、暫く待たされることもありますが、一つの公報が一つのPDFファイルで表示されます。Acrobatt Readerの印刷ボタンや保存ボタンを使って印刷したり、ダウンロード保存したりすることができます。

 この奇妙な認証のやり方はesp@ce-netのものとよく似ていて、機械的に大量のダウンロードがされるのを防止するための対策のようです。何の対策もなく、文献ごとのダウンロードを認めてしまうと、それ用のソフトウェアを作って自動で大量のダウンロードができるようになり、サーバに大きな負担がかかることになります。また極端に言えば特許庁のデータベースを丸ごとダウンロードすることもできることになります。機械では簡単に認識できないような認証番号を使っているのはそのためと思われます。逆に言うと私達のような個人ユーザが、一つずつ公報をダウンロードすることは認められているのですから大いに利用しましょう。ただ必要かどうかわからない時点でとりあえすダウンロードするのはやはり避けるべきでしょう。画面上で確認してから熟読したいものに限ってダウンロードするようにしてサーバへの負担を軽くすることが、お互いに快適に利用できることに繋がると思います。

 なお、公報のページ数が多く一つのファイルでは大き過ぎる場合には分割してダウンロードされるようになります。この場合、ファイルを結合するためのソフトも同時にダウンロードするように求められます。その後の操作は少しやっかいですが、ヘルプを参照して下さい。

 また、この機能は特許・実用新案DBからしか使えません。他の検索ページで検索を行った場合には、ダウンロードしたい特許の番号を控えて改めて特許・実用新案DBで番号検索をしなければなりません。

(2)経過情報
 以前には経過情報はトップページのメニューから特許・実用新案検索とは別の経過情報検索へ行かなければなりませんでした。この経過情報が検索した後、公報を表示させた画面からも照会できるようになりました。公報表示欄の下に「経過情報」というボタンがありますので、この
     「経過情報」ボタンを押す
と、表示されている特許の経過情報のページにジャンプします。一旦メニューに戻ることをしないで、素早く経過情報を調べられるようになりました。この「経過情報」ボタンは番号検索だけでなく他の検索ページにもあります。

(3)審査書類情報照会
 特許・実用新案検索のなかのメニューの12番目に最近「審査書類情報照会」というのが新設されました。上記の経過情報には各特許の出願人に対して特許庁が拒絶理由通知を出したこととどの文献が引用されたかまでは書かれています。しかし通知文書の内容までは載っていないので、審査官がどのような理由で拒絶しているのかまではわかりませんでした。それがこの審査書類情報照会で読むことができるようになりました。

 ただし、古い案件にまで遡って収録されているわけではなく、2003年7月以降に特許庁が発行したものに限られます。またこのサービスは特許庁が閉まっている土日、祝日と毎日明け方2時間は運用されていない点が他の検索ページと違います。

 以上がIPDLの最近1年に行われた主な改良点です。次回はまた技術の話題に戻ります。

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