石くれと砂粒の世界

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zoom RSS 色彩の理論

<<   作成日時 : 2012/09/30 20:51   >>

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 発光ダイオードは三原色の発光が可能となったので、それらの混色によりあらゆる色が得られるようになりました。ではどの色とどの色をどういうふうに混ぜたら、どのような色が得られるでしょうか。実際にやってみればわかるのですが、他のことと同様に製品を作るためには、それが予測でき設計できた方がいい、と言うよりその必要があると言えます。

 このような色の設計を可能とするのが色彩の理論です。しかしこの理論が他の物理理論と大きく違うのは、人間の眼のはたらき、視覚に基礎を置いていることです。「色」というのは人間の知覚であって、他の動物の視覚には通用しません。

 視覚をもつ動物は、いろいろ例外はあるでしょうが、基本的に眼と視神経と脳を持っています。眼は外界の光を取り込み電気信号に変えます。視神経はこの電気信号を脳に伝えます。脳は眼に入った光がどんな光かを認識するという仕組みです。例えば犬は「色」を知覚できず、灰色の世界に生きていると言われています。これは恐らく眼の仕組みが人間と違っているためと思われますが、それはともあれ犬にとっては人間が見ている色は意味がないのです。

 色は人間の生活に深く関わっているので、古くから人間の関心を集めてきました。いろいろな研究が行われ、それをもとに現在では色彩の理論が確立されています。以下、要点を勉強していきますが、まずは参考になる本を紹介してみます。色は広い応用分野をもっているので、専門書、実用書から一般的な解説書まで多くの本が出版されています。ここでは一般的な入門解説書として定評のある2冊をあげておきます。

 1冊目は
  金子隆芳著「色彩の科学」岩波新書
です。この本はニュートンに始まり現代に至る色彩論を歴史的発展に沿って説明しています。数式はほとんど使われていません。後半は著者の専門である実験心理学の立場からの話題も取り上げられ、多彩な内容になっています。

 もう一冊は
  池田光男、芦澤昌子著「どうして色はみえるのか」平凡社ライブラリー
です。この本は三つの章から構成されていて、その真ん中の第二章が「色の見え方十箇条」というタイトルで色彩の理論のポイントを10の角度から説明しています。この章が全体の半分を超える分量を占めていて本書の中核になっています。本書は縦書きですが、式を使って理論を解説しており、専門書に近い内容と言えると思います。なお、第1章「色の活用」は生活や産業と色の関わりを述べており、第3章「色を見る仕組み」は人間の視覚の仕組みについて述べています。

 以下の説明は発光ダイオードの応用に必要な内容に絞ってできるだけ簡潔にしたいと思います。ただし上記の本を参考にしつつ、式を使った説明にしたいと思います。物の構造などの話ではなく、理論の話なので、式を使わないとかえって説明が回りくどくなり、わかりにくくなると思うからです。








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