石くれと砂粒の世界

アクセスカウンタ

zoom RSS 色度図の改良(uv色度図)

<<   作成日時 : 2013/01/20 17:04   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 前回まで紹介してきたxy色度図はCIEが1931年という80年以上も前に制定したもので、CIE1931などと表記されます。

 前回の着色した色度図を見ると、上の方の緑色部分は他の色の部分に比べて同じような色に見える部分が広いように感じられるかと思います。xy座標が違えば違う色を示すはずですが、どうもそうなっていないように感じられます。もう少し正確な言い方をすると、色度図上で同じ距離にある2点間の色の違いが位置によって違うと感じられます。

 これについてアメリカ、コダック社のマクアダム(D. L. MacAdam、「どうして色は見えるのか」では「マッカダム」と表記されています)という人が実験を行っています。人に2つの色票を並べて見てもらい、色の違いが感じられるかどうか判定してもらう実験です。

 その結果、図Aのような結果が得られました(前回同様、"ColorAC"の機能を使って描きました)。図のなかの小さな楕円内の色は見分けが付かなかったことを示します。ただしこの図は見やすくするために楕円の大きさを本当のものの10倍に拡大してあります。つまり人間は色度図上のかなり接近した色でも違いを識別できまることがわかります。ただしこれは2色を並べて見た場合の話で、別々に見た場合はこうはいきません。
画像

 話を元に戻すと、図Aではやはり緑色の領域での楕円が赤色や青色の領域より大きくなっています。xy色度図では同じ2点間でも緑色部分では見分けられる距離が長いという結果です。人間の感覚での色の違いとxy色度図上の座標間の距離とはあまりよく対応していないことがわかります。

 この欠点を改善するため、CIEは1960年と1976年の2度にわたって色度図の改良版を制定しています。1960年版をuv色度図、1976年版をu’v’色度図と呼んでいますが、ここでは1960年版は省略し、1976年版をuv色度図として図示します(図B)。xy座標と区別するため座標をuv座標としてあります。だいぶ上部が縮められ、色の変化が均等になったように見えるかと思います。
画像

 xy系からの変換式を参考までに記しておきます。
  
  
なお、1960年版の方はvの式の分子が6yに変わるだけです。

 最近の特許や文献をみると、依然として1931年版のxy色度図が使われていることが多いように思われ、uv色度図は今ひとつ普及していないようです。





Digi-Pas DWL 3000XY (0.01°) 2軸 高精密 デジタル水準器/水平器/角度計/傾斜計
JSB TECH PTE. LTD.

ユーザレビュー:

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by Digi-Pas DWL 3000XY (0.01°) 2軸 高精密 デジタル水準器/水平器/角度計/傾斜計 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


デジタル2軸角度計 DXL360S XY軸
たりお企画

ユーザレビュー:

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by デジタル2軸角度計 DXL360S XY軸 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
色度図の改良(uv色度図)  石くれと砂粒の世界/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる